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zoom RSS 灼熱のシイラ戦

<<   作成日時 : 2007/08/30 16:29   >>

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プロローグ
皮膚がチリチリと焼ける。
装備を操作する。
ジャーク!ジャーク!・・・ストップ!
その刹那、海中を太陽と海の色を背負った生命体が高速で走る。
体温が、外気温より4℃ほど上昇する。
黄金に輝く光線は、ただひたすら真っ直ぐに・・・。




真夏のターゲット
近日の猛暑により、そこら中がまるで良く焼けたフライパンの上で生活している様な気分になる。路上に蜃気楼が浮かんでいる。ここは、本当に日本なのだろうか・・・。日差しは強く日影は暗い、視界はコントラストが強すぎる昔の映画を見ているようだ。
ふと、暗い店内に入り込んだ。例の店である。探検家達の熱い息遣いでむせ返る様な空気が漂っていた。
ある若い探険家が私に近づいてきた。

「シイラに行きましょう!日曜日はどうですか!?」

彼の名は「MAO」年は若いが百戦錬磨の猛者。超過密スケジュールで探検行をこなし、経験値は非常に高い探検家である。彼が言うにはその予定日は明後日の日曜日との事である。どうやら、過酷なスケジュールをこなす彼にとって明後日は、私にとって1〜2週間後の予定並みの日程なのだろう。
即座に、参謀長官に連絡を取り探検許可を取り付けた。
後は、パーティメンバーを集めるだけである。しかし、これがナカナカ難しい課題であった。現在のメンバーは、MAO、TOM、ワシ。なんと3名。この探検は最低4名以上、適正人数は6名のフルパーティがコスト的にもベストと思われる。我々は情報網をフル活用してメンバーを探した。前日まで人員が揃わず、作戦不能かと思われたその時、例の酒場のマスターから連絡が有った。1名の探検家が名乗りを挙げた様である。
彼の名はYOS。あまり多くを語らないニヒルな漢である。時折見せる笑顔で彼の性質を垣間見る事ができるだろう。
こうしてパーティメンバーを揃えた我々は、明日の作戦に向けて装備を整えつつあった。





伝説の船長
船上で謎の漢が作業をしている。
「ヨゥ・ホゥホゥ。デカイセイルに70kgのカンパチ。ネイゴやペンペンにゃ用は無ぇ〜。200kgのマグロにGTだ。熱い焼酎を呑め!ヨゥ〜・ホゥホゥ〜・・・。」

 暗い夜のハイウェイをひた走る3台の車両。
先導車はMAO氏のクロカンである。我々は出船予定時刻に合わせて順調に走行していた。
が!ここで、突如異常事態発生!YOS氏の車両が謎の燃料タンクの計器に異常が認められたのである。取り合えず、走行可能であった為YOS氏の車両を間に挟み、私がしんがりを務めた。
(特に意味や効果の程は定かでは無いがw)

港に到着した。出船位置は不明との事であったが、到着してみるとスグに理解した。船からは異様なオーラが立ち上っており、船上ライトの下で手足の長い非常に俊敏そうな男性が忙しそうに準備を整えていた。こうして、陸で見るとこの方が本当に「伝説の船長」なのか判らないほど普通に見える。
 私は兎に角船長に一礼をし、装備品を抱え速やかに乗り込んだ。

         ↓船上での日の出。いつ見ても気持ち良い
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         ↓今回のリーダーMAO君。隣はYOS氏(勤務明け?w)
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         ↓TOM君。つい最近まで小学生だったのだがw
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          最近はMAO氏に師事して急性長(?)中。







南海に潜む巨大魚達

途中、数箇所で探りを入れて最初のポイントへ向かう。
明るくなって、甲板から操舵室を望んだ時、私は腰を抜かしそうになった。
つい先刻まで、普通のおじさんに見えていた船長がまるで別人の様である。
たしか、黒キャップにTシャツだったと思っていたのだけど、麦わら帽子に派手な半袖シャツと半ズボンを着ている。
(ル○フィーとジャック○スパロウ足して2で割った様な出で立ち)
格好だけではない、サングラスの奥に潜む剣先のような眼差しはまさに「伝説の船長」の風格である。操舵室近辺に犯し難いオーラが漂っている。
私は、妙に納得しながら装備品の最終チェックを行なった。

         ↓チョッと判りにくいが、キャプテン。
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到着して、早々にコンタクトが有った。私は初シイラ戦という事もあり様子を見ていると、MAO氏に尻を叩かれつつキャストしていたTOM君のペンシルに奇妙な魚群が反応している。

MAO氏(以下M):TOM!マツダイや捕れよ!スロー!スロー!止めろぉ!

TOM君(以下T):うわっ!キタッぁ! マジデwwwヤベぇwww!

言動はまだまだ子供だが、ファイトなナカナカのモンである。難なくキャッチ。
実際、マツダイと言う魚を私は初めて見た。見た目はシーラカンスがドウにかなったような形状で、古代魚らしい。味は非常に良いとの事である。

         ↓弟子の釣果を激写するMAO氏
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(本当は、MAO氏が写真を撮りまくっているのには意味が有るのですが、当ブログでは、面白半分で適当に書いています)

次のポイントで、MAO氏は妙にマツダイに気持ちが行っている様だった。移動中ニヤニヤしながら、新しいタックルを作り直し小さめのミノーを取り付けていた。

船長:デカイよ! 2体居るぞ!

全員一斉にキャストする。
私は、高速の金色の影を確認した。明らかに私のペンシルを狙っている!
次の瞬間、一瞬のテンションと共に私のペンシルは海上1m程弾き飛ばされてしまった。直後その黄金色の影は、MAO氏のミノーに真っ直ぐ向かっていった。

M:ヨシ!キター!いいサイズです。
(妙に落ち着いている)
         ↓ヒット直後のMAO氏
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         ↓デコシイラのジャンプ。スゲー迫力!
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30分弱のファイトで漸く上がったシイラは、13kgオーバーのデコッパチ。
正に万力の名に相応しいファイトでした。
私は、そのデコシイラが気になってしょうがなかったのだが、船長がいつの間にか操船して反対側からキャスト出来る様にして「投げなさい」と言っていたが、結局最後までファイトを見ていた。

船長:お〜、良い型ダネ♪。
(とか言って、網で上がってきたシイラを刺激する)

M:ぁあ!、ちょっと、止めてクダサイヨ〜w

船長:・・・。
(こっちを向いてニヤニヤしている。)

         ↓弟子に激写される、MAO氏。嬉しそうw
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         ↓その後、弟子の構図に講釈を行なうMAO氏
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ココが、ダメだとMAO氏が指示するのだが、TOM君はイマイチ良く聞いていない。逆に、YOS氏が良く聞いている所デスw

しかし、このMAO氏。口もさる事ながら、実力の程も計り知れない。
私が間の取り方が判らずオロオロしていると、後に立って指導する。
M:はい!動かして動かして!・・・・ストップ!
と、そのタイミングで黒い影がアタックする。良いサイズのスギだったのだが、その時その時の魚の気持ちが良く判っているのだろう。
まったく、経験地の豊かな男だ。それに魚運も素晴らしい。







真夏のトレジャーハンター達
いくつかのポイントを叩いていると、たまにシイラが着いてない時が有った。
船長の話では、こんな時はシイラは中層に沈んでしまっているらしい。
あるポイントで、キャスト1投後、スグに「シャバ」ってみる事にした。
60mほど落とし、いつもより少し激しくシャバると1回目で結果が出た。
グッと重たい当たりが有る。すぐさま合わせを入れ、ゴリ巻きすると明らかに横走りしているのが分かった。次の瞬間には一気に急浮上してきた。ベイトリールを私の限界の速さで巻き取ると黄金色の軌跡が10m先に跳ね上がった。直後には急潜行である。なかなか派手なファイトだ。MAO氏にタモを準備していただき運良くキャッチする事が出来た。

結局、シヌ程シイラを捕った訳では無いが、全員適当な釣果を得た所で納竿した。というのも、私がチョッとしたヤボ用が有り、MAO君に2〜3時頃までに帰港出来ないものかと相談していた為である。彼の体力では今ひとつ物足りない様であったが「もうチョッと」位で留めておくのもひとつの方法であるだろう。
シイラに始まり、マツダイ、スギ、ワフー、ヨコワ、ネイゴ等様々な魚種で楽しめた初シイラ戦であった。

空は蒼く芯天は黒く見える程である。海は鏡の様に凪いでおり、ホースヘッドに立つと非常に気持ちが良い。
帰港が決まり、暫く全員休んでいたが、あまりに気持ちが良いので結局全員熱く語りながらの帰還であった。
私は、空腹に気付きクーラーの食料を最後に平らげてしまった。隣では、YOS氏が大変旨そうに中華冷麺を食べている。こんな時こそ冷麺を持って来なかった事に激しく後悔し、次回持参する事を心に堅く誓った(w)






戦果
私の釣果は、
チョイデコシイラ・・・80cmちょい。シャバジグ120
ペンペンシイラ・・・4〜5本、トップペンシル
スギ・・・良型1本、トップペンシル
ワフー・・・シャバジグ120 サイズはプチ♪

         ↓チョいデコシイラと、プチワフ〜
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タックル
スミスキャスティングロッド、ソルティガブラスト4500、リーダーはナイロン80lb
ジャッカー、ソルティガZ30、リーダーはナイロン60lb

今年はもう一回ほど行きたいけど、お財布と参謀長官(嫁さん)の都合とお仕事の都合で、また来年かなぁ〜。







エピローグ
港に到着し、興奮冷めやらぬ中帰路についた。
太陽はまだ高い。時間は十分である。帰りながら嫁さんに連絡する。

ワシ:釣れたヨ〜。小一時間で着くが。

嫁:ハィハィ〜。早く帰ってきて〜、時間が無いよ!

私はアクセルを踏み込み、交通安全と良識に則り帰路を急いだ。
到着して、自宅に駆け上がると嫁さんがなんかニヤニヤしている。

ワシ:どげんしたとよ?(字幕:どうかなさいましたか?)

嫁 :ナンデもない。早く配りに行くよ?

ワシ:ハァ? いや、そぃは良かどん、どけ行っとよ?聞ぃちょらんかったどん。
(字幕:なんでしょうか?いいえ、それは良いですけど、何処に行く用事だったのでしょうか?聞いておりませんでしたが。)

嫁 :閉まってたの・・・。

ワシ:なんちよ〜!
(字幕:ナンダッテェェェエ!(;゜ロ゜))

嫁 :お化粧品屋さん・・・。

・ ・・。

MAO君、そして並びに同行の方々、船長様。
ほんと〜に、も〜しわけ御座いません _(._.)_
この場を借りてお詫び申し上げます。w

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
う〜〜〜〜ん!
参謀長官の言うとおりにしとけば結果良しぃ♪(笑)
私の知らない所へ行ったのであるな(笑)
次回は、刺身になるまでのレポートよろしく!!
@スィム
2007/09/03 11:44
ど〜もで〜す♪
('◇')ゞその通りでアリマスwww

すんませんw
あわてすくろってオリマシタ _(._.)_
今度は、電話いたしマッスル♪m(._.)m
ポリ魂
2007/09/03 18:39

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