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灼熱のシイラ戦

2007/08/30 16:29
プロローグ
皮膚がチリチリと焼ける。
装備を操作する。
ジャーク!ジャーク!・・・ストップ!
その刹那、海中を太陽と海の色を背負った生命体が高速で走る。
体温が、外気温より4℃ほど上昇する。
黄金に輝く光線は、ただひたすら真っ直ぐに・・・。




真夏のターゲット
近日の猛暑により、そこら中がまるで良く焼けたフライパンの上で生活している様な気分になる。路上に蜃気楼が浮かんでいる。ここは、本当に日本なのだろうか・・・。日差しは強く日影は暗い、視界はコントラストが強すぎる昔の映画を見ているようだ。
ふと、暗い店内に入り込んだ。例の店である。探検家達の熱い息遣いでむせ返る様な空気が漂っていた。
ある若い探険家が私に近づいてきた。

「シイラに行きましょう!日曜日はどうですか!?」

彼の名は「MAO」年は若いが百戦錬磨の猛者。超過密スケジュールで探検行をこなし、経験値は非常に高い探検家である。彼が言うにはその予定日は明後日の日曜日との事である。どうやら、過酷なスケジュールをこなす彼にとって明後日は、私にとって1〜2週間後の予定並みの日程なのだろう。
即座に、参謀長官に連絡を取り探検許可を取り付けた。
後は、パーティメンバーを集めるだけである。しかし、これがナカナカ難しい課題であった。現在のメンバーは、MAO、TOM、ワシ。なんと3名。この探検は最低4名以上、適正人数は6名のフルパーティがコスト的にもベストと思われる。我々は情報網をフル活用してメンバーを探した。前日まで人員が揃わず、作戦不能かと思われたその時、例の酒場のマスターから連絡が有った。1名の探検家が名乗りを挙げた様である。
彼の名はYOS。あまり多くを語らないニヒルな漢である。時折見せる笑顔で彼の性質を垣間見る事ができるだろう。
こうしてパーティメンバーを揃えた我々は、明日の作戦に向けて装備を整えつつあった。





伝説の船長
船上で謎の漢が作業をしている。
「ヨゥ・ホゥホゥ。デカイセイルに70kgのカンパチ。ネイゴやペンペンにゃ用は無ぇ〜。200kgのマグロにGTだ。熱い焼酎を呑め!ヨゥ〜・ホゥホゥ〜・・・。」

 暗い夜のハイウェイをひた走る3台の車両。
先導車はMAO氏のクロカンである。我々は出船予定時刻に合わせて順調に走行していた。
が!ここで、突如異常事態発生!YOS氏の車両が謎の燃料タンクの計器に異常が認められたのである。取り合えず、走行可能であった為YOS氏の車両を間に挟み、私がしんがりを務めた。
(特に意味や効果の程は定かでは無いがw)

港に到着した。出船位置は不明との事であったが、到着してみるとスグに理解した。船からは異様なオーラが立ち上っており、船上ライトの下で手足の長い非常に俊敏そうな男性が忙しそうに準備を整えていた。こうして、陸で見るとこの方が本当に「伝説の船長」なのか判らないほど普通に見える。
 私は兎に角船長に一礼をし、装備品を抱え速やかに乗り込んだ。

         ↓船上での日の出。いつ見ても気持ち良い
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         ↓今回のリーダーMAO君。隣はYOS氏(勤務明け?w)
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         ↓TOM君。つい最近まで小学生だったのだがw
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          最近はMAO氏に師事して急性長(?)中。







南海に潜む巨大魚達

途中、数箇所で探りを入れて最初のポイントへ向かう。
明るくなって、甲板から操舵室を望んだ時、私は腰を抜かしそうになった。
つい先刻まで、普通のおじさんに見えていた船長がまるで別人の様である。
たしか、黒キャップにTシャツだったと思っていたのだけど、麦わら帽子に派手な半袖シャツと半ズボンを着ている。
(ル○フィーとジャック○スパロウ足して2で割った様な出で立ち)
格好だけではない、サングラスの奥に潜む剣先のような眼差しはまさに「伝説の船長」の風格である。操舵室近辺に犯し難いオーラが漂っている。
私は、妙に納得しながら装備品の最終チェックを行なった。

         ↓チョッと判りにくいが、キャプテン。
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到着して、早々にコンタクトが有った。私は初シイラ戦という事もあり様子を見ていると、MAO氏に尻を叩かれつつキャストしていたTOM君のペンシルに奇妙な魚群が反応している。

MAO氏(以下M):TOM!マツダイや捕れよ!スロー!スロー!止めろぉ!

TOM君(以下T):うわっ!キタッぁ! マジデwwwヤベぇwww!

言動はまだまだ子供だが、ファイトなナカナカのモンである。難なくキャッチ。
実際、マツダイと言う魚を私は初めて見た。見た目はシーラカンスがドウにかなったような形状で、古代魚らしい。味は非常に良いとの事である。

         ↓弟子の釣果を激写するMAO氏
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(本当は、MAO氏が写真を撮りまくっているのには意味が有るのですが、当ブログでは、面白半分で適当に書いています)

次のポイントで、MAO氏は妙にマツダイに気持ちが行っている様だった。移動中ニヤニヤしながら、新しいタックルを作り直し小さめのミノーを取り付けていた。

船長:デカイよ! 2体居るぞ!

全員一斉にキャストする。
私は、高速の金色の影を確認した。明らかに私のペンシルを狙っている!
次の瞬間、一瞬のテンションと共に私のペンシルは海上1m程弾き飛ばされてしまった。直後その黄金色の影は、MAO氏のミノーに真っ直ぐ向かっていった。

M:ヨシ!キター!いいサイズです。
(妙に落ち着いている)
         ↓ヒット直後のMAO氏
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         ↓デコシイラのジャンプ。スゲー迫力!
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30分弱のファイトで漸く上がったシイラは、13kgオーバーのデコッパチ。
正に万力の名に相応しいファイトでした。
私は、そのデコシイラが気になってしょうがなかったのだが、船長がいつの間にか操船して反対側からキャスト出来る様にして「投げなさい」と言っていたが、結局最後までファイトを見ていた。

船長:お〜、良い型ダネ♪。
(とか言って、網で上がってきたシイラを刺激する)

M:ぁあ!、ちょっと、止めてクダサイヨ〜w

船長:・・・。
(こっちを向いてニヤニヤしている。)

         ↓弟子に激写される、MAO氏。嬉しそうw
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         ↓その後、弟子の構図に講釈を行なうMAO氏
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ココが、ダメだとMAO氏が指示するのだが、TOM君はイマイチ良く聞いていない。逆に、YOS氏が良く聞いている所デスw

しかし、このMAO氏。口もさる事ながら、実力の程も計り知れない。
私が間の取り方が判らずオロオロしていると、後に立って指導する。
M:はい!動かして動かして!・・・・ストップ!
と、そのタイミングで黒い影がアタックする。良いサイズのスギだったのだが、その時その時の魚の気持ちが良く判っているのだろう。
まったく、経験地の豊かな男だ。それに魚運も素晴らしい。







真夏のトレジャーハンター達
いくつかのポイントを叩いていると、たまにシイラが着いてない時が有った。
船長の話では、こんな時はシイラは中層に沈んでしまっているらしい。
あるポイントで、キャスト1投後、スグに「シャバ」ってみる事にした。
60mほど落とし、いつもより少し激しくシャバると1回目で結果が出た。
グッと重たい当たりが有る。すぐさま合わせを入れ、ゴリ巻きすると明らかに横走りしているのが分かった。次の瞬間には一気に急浮上してきた。ベイトリールを私の限界の速さで巻き取ると黄金色の軌跡が10m先に跳ね上がった。直後には急潜行である。なかなか派手なファイトだ。MAO氏にタモを準備していただき運良くキャッチする事が出来た。

結局、シヌ程シイラを捕った訳では無いが、全員適当な釣果を得た所で納竿した。というのも、私がチョッとしたヤボ用が有り、MAO君に2〜3時頃までに帰港出来ないものかと相談していた為である。彼の体力では今ひとつ物足りない様であったが「もうチョッと」位で留めておくのもひとつの方法であるだろう。
シイラに始まり、マツダイ、スギ、ワフー、ヨコワ、ネイゴ等様々な魚種で楽しめた初シイラ戦であった。

空は蒼く芯天は黒く見える程である。海は鏡の様に凪いでおり、ホースヘッドに立つと非常に気持ちが良い。
帰港が決まり、暫く全員休んでいたが、あまりに気持ちが良いので結局全員熱く語りながらの帰還であった。
私は、空腹に気付きクーラーの食料を最後に平らげてしまった。隣では、YOS氏が大変旨そうに中華冷麺を食べている。こんな時こそ冷麺を持って来なかった事に激しく後悔し、次回持参する事を心に堅く誓った(w)






戦果
私の釣果は、
チョイデコシイラ・・・80cmちょい。シャバジグ120
ペンペンシイラ・・・4〜5本、トップペンシル
スギ・・・良型1本、トップペンシル
ワフー・・・シャバジグ120 サイズはプチ♪

         ↓チョいデコシイラと、プチワフ〜
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タックル
スミスキャスティングロッド、ソルティガブラスト4500、リーダーはナイロン80lb
ジャッカー、ソルティガZ30、リーダーはナイロン60lb

今年はもう一回ほど行きたいけど、お財布と参謀長官(嫁さん)の都合とお仕事の都合で、また来年かなぁ〜。







エピローグ
港に到着し、興奮冷めやらぬ中帰路についた。
太陽はまだ高い。時間は十分である。帰りながら嫁さんに連絡する。

ワシ:釣れたヨ〜。小一時間で着くが。

嫁:ハィハィ〜。早く帰ってきて〜、時間が無いよ!

私はアクセルを踏み込み、交通安全と良識に則り帰路を急いだ。
到着して、自宅に駆け上がると嫁さんがなんかニヤニヤしている。

ワシ:どげんしたとよ?(字幕:どうかなさいましたか?)

嫁 :ナンデもない。早く配りに行くよ?

ワシ:ハァ? いや、そぃは良かどん、どけ行っとよ?聞ぃちょらんかったどん。
(字幕:なんでしょうか?いいえ、それは良いですけど、何処に行く用事だったのでしょうか?聞いておりませんでしたが。)

嫁 :閉まってたの・・・。

ワシ:なんちよ〜!
(字幕:ナンダッテェェェエ!(;゜ロ゜))

嫁 :お化粧品屋さん・・・。

・ ・・。

MAO君、そして並びに同行の方々、船長様。
ほんと〜に、も〜しわけ御座いません _(._.)_
この場を借りてお詫び申し上げます。w
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南国屋久島異釣行見聞録

2007/08/20 21:31
プロローグ
蒼く暗く、そして同時に白く輝く黒潮の水面を飛ぶ様に進んでいる。
空も蒼く芯天は黒く見えている。時折そそり立つ入道雲が、遠い海面に暗い影を落としている。そのコントラストが、夏の海を色濃く現している。
向かう方向には、深く蒼い海に突如として聳え立つ奇島「屋久島」。
この物語は、この島に到着する所から始まる・・・。



1Day
それは数ヶ月前、東京にいる実弟からの電話だった。
「今年の夏はよ〜、屋久島に行っが!」
計画性も実行性もへったくれもない突然の連絡であったが、私は快諾をし電話を切った。簡単な内容で有ったが、私の一族は父母をはじめ総計10名の大家族である。(構成は父母、ワシら夫婦、次男夫婦、3男とその彼女、長女、次女)果たして上手く調整できるのか心配であったが、そこは我々南国の楽天家達。なんとなく、勢いでやってしまうのがその所以である。
8月某日、後発隊の私は屋久島直行便「ジェットフォイル船」の船着場に立っていた。正午過ぎ頃の事である。この時期、鹿児島は最も熱い季節を迎える。今から向かう屋久島は、初めてである。さっぱり、検討もつかない。島の暑さを知っている私は極力体力を温存し、来る南海に潜む謎の巨大魚の為に備えていた。
 屋久島に到着すると、鹿児島市と変わらない焼け付くような日差しに眩暈を覚えるようだ。やはり、熱い。しかし、空気が違っていた。潮の香りに混じって、山の独特の土の香りが漂っている。観光客達は、誰もトレッキングブーツや巨大なバックパックを抱えている。巨大なバズーカーの様な竿ケースを抱えていたのは私だけの様であった。
早速、売店に有った「屋久島の水」をぐいぐいやっておいた。「超軟水」とあったが、五臓六腑に染み渡り体は「屋久島モード」にスイッチが入る♪
 先発隊の実弟達は、既に縄文杉から下山中の手筈となっている。取り合えず、旅館に荷物を預けヤクスギランドへ向かってみた。
が、旅館で一服する羽目になり到着したのはPM5:00を5分廻っていた。残念ながら、道中の屋久杉自然史博物館も5時きっかりに閉館していた。しょうがないので、紀元杉前で記念撮影し旅館へ戻る。
宮之浦の旅館で全員集合し、旅館の夕食で「三岳」に舌鼓を打つ。
明日早朝の「シャバリング」に備え、早々に部屋へと戻った。

が、目の前を流れる宮之浦川が気になって眠れず、とりあえずライトタックルで調査を試みた。しかし、12cmミノーをフォローする魚体が確認できるのだが、喰わせきれない。己の経験地の少なさに腹が立つ。小雨が降ってきたので退却する。

         ↓翌朝撮影した、宮之浦川。トンデモネー色である。
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          時折、でかいダツがフラフラしている。
          ナイトウェーディングしたく無いソ♪


2Day
翌朝4時半に携帯が鳴った。おかしい、確か5時半に目覚ましをかけていたハズだったのだが・・・。どうやら、実弟(2番目)からの電話であった。昨夕話しておいた「朝シャバ」に、居ても立っても入られなくなったらしい3弟に連絡を入れてみるが、まったく反応が無いので次弟と2名で出撃した。
比較的、初心者でもなんとかなりそうな防波堤(前日に確認済み)に乗る。
         ↓次弟と日の出の宮之浦港
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屋久島の朝は寒い。とても8月の早朝とは思えない。山から下りてくる霊気の為か、同じ鹿児島とは思えない程の寒さである。
取り合えず、タックルのセットからラインシステム、ルアーの選定まで設定してやり弟に渡す。

ワシ:ホイ!こんフックをラインによかふキビってめ!
(字幕:はい!この釣り針を釣り糸のリーダーにしっかりと結び付けて下さい。)

弟 :なんち!? 何ネ!こんふっとか針は!?ないごっね!?
(字幕:何と言う事でしょう!この大きな釣り針は何事でしょうか?)

ワシ:なん、言っちょっとよ!一番ちんけフックやったいが。どら!
(字幕:何を言っておられるのでしょうか?これは最も小さな釣り針です)

どうやら、私のチョイスしている対象魚のデカさが信用できないようである。しょうがないので、弟には4/0フックを取付、私は「兄貴の威厳♪」を踏まえ9/0フックをセットした。こういう時、鹿児島では大人も子供も「ほわぁ〜!」と言う。意味は定かでは無く、様々な意味合いが含まれる。
結局、組み立てまで私が行ない、おまけにライフジャケットも与えて 屋久島初シャバに挑んだ。一投目で明らかにこの屋久島の海の凄さに感動した。バイトの数が半端では無い。数投で結果が出た。強烈な重い当たりがあった。一気に寄せるが、横に走る。バカデカイテトラをなんとかかわす。ネイゴとは明らかに異なるファイトである。次弟は横で目を丸くしている。どうやら、捕り込みの補助は見込めない様である。どうにか、リーダーを手繰り4〜5mの足場から引き上げる事に成功した。

         ↓初MT♪鹿児島ではなかなかキャッチできない(自称)サイズ
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釣果は、ロウニンアジ。約5〜6kgサイズは65cm程度であった。
屋久島ならではの釣果に非常に満足のいく結果であった。
で、旅行先という事もあり、リリースしようとしたら・・・。

弟 :はぁ!? 持って帰らんのね!?(字幕略)

ワシ:を?どげんすっとよ?

弟 :食えるんでしょ!?なんしよっとね!?

ワシ:ぉ、オジサン! 持って行きゃいませんか?
(丁度、散歩のおじさんが居た)

弟 :ハァ!? 旅館に持ってかえっが!!!
(なんか、プチぶち切れw)

ワシ:ん〜旅行中やっせぇげんねどぉ〜。そぃなら持って帰っか。

         ↓持ち方がヘッポコだが、東京の同僚に見せるつもりらしいw
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結局、私はリーダーがボロボロになった為、納竿し次弟の指導に当たったがその後はノーフィッシュであった。5時半頃から、6時過ぎまでの短時間の釣行であったが、素晴らしい屋久島の海を十分に堪能できた。

その後、旅館に持って帰ったが フロントのおじさんは「板場に聞いてください」で、板場ではおばちゃんが「ぁ〜、今板長さん帰ったのよねぇ・・・」と取り合えず、預かって戴いたがチョッとイヤそうだったかもw

朝食後は、白谷雲水郷散策〜永田いなか浜で海水浴と実に屋久島旅行の王道を行くような工程で満喫できた。
         ↓白谷雲水郷。涼しくて美しい所デス♪
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         ちょ〜旨い湧水がある。ペットボトルの「屋久島の水」より数段旨い
         因みに、写真の人々は観光客では無く、我が一族の者ども

         ↓永田いなか浜。鮫が出るらしいし
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          でも、南国らしい小魚がウヨウヨしている
          取り合えず、一通り全員埋まっておきましたヨ?

まったり成った所で、旅館に戻り一風呂浴びて食堂へ行った。
フロントのおじさんは、「刺身は難しいですが、何らかの形で調理しますネ」とか言っていたのだが、出てきた料理は・・・。

         ↓ロウニンアジ65cm(MT)の活き造り。
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          スゲー迫力でした。料理長さん、本当に有難う御座いました_(._.)_

因みに、2日目の夕食はなんだかすべての内容がランクアップしてましたw
こ〜なったら、しょうがないので「三岳」をジャブジャブ呑んで刺身をバシバシ喰いましたw
(それでも喰いきれなかったw残った刺身は、醤油漬けにして明日お茶漬けにする事になったのです。)
で、明日も「朝ジギ」をやってみようと言う事で、就寝しました。



3DAY‘s
朝5時半に目覚ましが鳴る。
次弟に電話をかけたが、さっぱり反応無し。3弟に連絡すると「もう準備が出来てる」との事。取り合えず、ロビーに降りると3弟が待っていた。どうやら次弟は爆睡して、起きないらしい。取り合えず、出撃ぢゃぁ!
         ↓夜明けと3弟
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         ↓釣り場で海亀に遭遇。分かりにくいがかなりデカイw
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30分ほどの釣行でしたが、ノ〜フィッシュでしたw
(海亀のせい?ずっと居たw)
ま、いつもの事デスw

帰って、お茶漬けを楽しみにしていたのだが・・・。
どうやら、次弟は夕べ部屋で三岳の残りと醤油漬けを平らげてしまったらしい。通りで起きて来れないワケである。ま、楽しんでもらえて結構な事である。

3日目となる今日の日程は、昼1番のとっぴ〜で帰る事になっていた。
嫁さんは、「オミヤゲ! オミヤ〜ゲ!」と連呼していたのだが・・・。
(嫁さんは買い物好き。いつ旅行に行っても、お土産屋めぐり等が楽しみらしい)
3弟の貪欲な見聞欲求により、千尋の滝や、トローキの滝など結局午前中一杯を更に観光ポイントめぐりに費やされた。おまけに昼食予定のお店はいわゆる不定休の店休日に当たったらしく閉まっていた。安房近くの郷土料理店に落ち着いた。しかし、テーブルに着くなり店員さんが「お時間が少々かかります」と一言。なんとか、頼み込んで料理をバリバリ出して貰ったw
(メニューが無かったので「おかしぃなぁ〜」と思ってはいたのだが。)
このお店、1日目とか2日目にお伺いすれば非常に良かったのだろう。内容は料金に見合うお店だったと思う。

とにかく、時間が無いと言う事で レンタカー屋に連絡し乗船場前で待ち合わせる事にし、同じく乗船場前の観光センターで全員ガシガシと「オミヤ〜ゲ」を購入した。そこら辺の「屋久島」と書いてある商品をワシ掴みに購入。

バタバタとトッピ〜に乗り込んで(最後の客でしたw)最後の余韻とかそういう余裕はさっぱり無しで帰りましたw

翌日、弟達が東京へ戻ると言う事でみんなで空港に送って行きましたが・・・。
搭乗口で「万歳三唱」とかやっていた為、結局そっちも「ジャンプイン」つまり、遅刻して飛行機に間に合わないかも状態でバタバタとしてましたw
ワシら南国楽天家一族は、お別れの湿っぽいムードとかスゲー苦手なのかも知れないですw





エピローグ

ワシ:ふ〜。面白かったどね〜。大変やったどw

嫁 :・・・。
(どうやら、存分に「オミヤ〜ゲ屋」めぐりが出来なかった事に不満が有るらしい)

ワシ:ないよ!山も海も綺麗じゃったし、料理も最高やったどが?

嫁 :オミヤ〜ゲ・・・。

ワシ:やいや〜。2日目にキテイさんの屋久島バージョンを買ぅたど〜?

嫁 :それは、イイケド・・・。

ワシ:お土産も足りちょっどが?

嫁 :この、ガジャマメ。ミソピーだがね?

ワシ:・・・。(;゜o゜)

嫁 :この「海亀の卵」(お菓子)生産者が、市内の小松原ナンダケド・・・。

ワシ:どら・・・。 (;゜□゜)

ワシ:こ、この、愛子饅頭は良い土産やっど! 愛子様は好きやっどが?
(題材のスリカエ作戦を展開w)

嫁 :ぅ〜ん・・・。

ワシ:それに、ミソピーも! ほ、ホラ!ちゃんと屋久島産やっど!

嫁 :屋久杉せんべいが食べたかった・・・。

ワシ:なんち!? さすがに屋久杉は入っちょらんどがw

嫁 :屋久杉せんべいがタベタイの!

ワシ:よ、よし!こんな時は、インターネッツのお取り寄せやっど!便利やっちよw

で、結局自分用に屋久杉せんべいとしゃくなげ物語など、屋久島と書いてあるが、実際屋久島と関係が有るかどうだか定かでは無い「お土産品」を「お取り寄せ」で、ゲットし事無きを得たのである。
便利な世の中になったもんだ♪

因みに、嫁さんの家系はオミヤゲの「タイトル」に非常にこだわる。今回も「屋久島」とか「縄文杉」などのキーワードが重要項目である。

私にはまったく理解不能な現象なのだが、簡単なのでそれは良しとしている。
たまに、出張のオミヤゲで揉める課題となるのだが・・・。
まぁ、その程度のトラブルなんでw
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「錦江湾に潜む謎の巨大魚を追え!」

2007/08/13 19:17
25 トゥエンティー GO〜! セカンドシーズン
を、やろうかと思いましたが今回の作戦では某特別捜査官長が参加できなかったので、今回はふつ〜に 行きますw

8月某日
私は、M河川に「チニング」に行きたいなぁ〜なんて思っていたのだけど・・・
MrDが「どうしても、ショアジギがやりたい!」と言うので、またもや錦江湾の某ポイントへ・・・。

少々風っけが強いのだけど、天気はまぁまぁ良好でしたヨ。

ただ、ショアジギを約束した日の夜11時頃・・・。
隊長より潜行作戦任務コードネーム「NUTHI」がwww

ぅぉ〜〜〜!たいちょぉ〜〜〜!
もうチョッと早く連絡シテぇ====―――
ヽ(;´。`)ノ

        ↓結局ショアジギに行って来ましたw
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で、私は先週と同じ時間に1ヒット有りましたが・・・
タイミングが悪く、フッキングが遅れてしまいあえなくフックアウト・・・残念。

が、MrDが遂にヒット!
         ↓初ショアジギの獲物
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正直言って、最初遠くから見ていたらアジか何か引っ掛けたのかな?と思っていましたが、近づいてみると・・・

         ↓ちょ〜かわえぇネリゴちゃんw
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2/0のフックにしっかり乗ってました。

バスタックルでやるとそれなりに面白いターゲットなんですけどね♪




8月某日 翌日
MrDが「明日も行こう!」と言う事で話をしていましたら、某釣人必探検隊の隊員数名が名乗りを挙げ、その中に某「謎の漢Y氏」の名前が♪
これは、「25」シリーズのパート2か!? と意気込んでいたのですが・・・

朝起きると、強風と雨・・・。
様子を見ていると五時半頃晴れ間が出てきましたので、取り合えず出撃しました。
(密かにライトタックルを準備していましたが・・・強風のため断念)

強風と時折雨の中「シャバ」っていると・・・

         ↓友軍弐五丸艦隊の参戦!
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ちょっと凹んでましたが、やる気モードになりました。

頑張ってシャバっているのですが、ナカナカコンタクトがありません。
チョッと、ポイントを移動しようと思って、弐五丸さんの後ろを歩いていたら・・・

「ヒットォォォ〜〜〜!」
(エコー付き)

         ↓遂に謎の巨大魚確保か!?
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正体は巨大な半透明の生物の様なナニカ。
(びにーるぶくろと言う正式名称が有るらしい。)

因みに、私も直後同じ事しましたけど・・・

それから、暫くして・・・

なんと、友軍蒼薔薇組艦隊の参戦!
皆で、「風にも負けず、雨にも負けず・・・」と大自然と大いに闘いましたが・・・。

         ↓ジギングロッドでめっさシャクる MrD
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         ↓「びにーるぶくろ」に負けない不屈の魂 弐五丸どん
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         (本日の食材が揃わなかった為目が泳いでマシタケド)

         ↓今回初同行の青腹エビどん。これからもヨロチクw
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(両2名がオソロイで履いている変なサンダルは、釣人必探検隊の隊員マーカーの様なモンです)
(因みに、私には「ガラスの靴」でございましたヨw)


で、結局「スダ」だったのですが・・・
次回、再度挑戦する事を堅く誓い合いましたw
(と、言う事にシテオキマス)

ま、釣り人って、そんなモンですなw

因みに、特別捜査官長殿はと言いますと・・・
夜明け前に、現地で待機していた様で・・・
ほんの30分程度の時間差だったんですが・・・

「ほんと〜に、ごめんなさい デス」 _(._.)_

次回、「25」シリーズ シーズンセカンドを近海ジギングでいきましょ〜よ〜♪

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25 (トュエンティーゴー!)

2007/08/08 22:44
「錦江湾に潜む謎の巨大魚を追え!」



プロローグ         PM19:15
トルットルッティーートルゥーー、トルットルッティーートルゥーー・・・
(独特のコール音)

相手:イェース!ヤッセンバゥアー!CТ∪!

謎の男:ポルメィダ。フッ。情報をキャッチしました。フッ。作戦実行です・・・。

相手:ォワッツ!?。よし判った!7時間後だ!

ガチャ。ツーーー、ツーーー、ツーーー・・・・

謎の男:・・・フッ。まだ、場所言ってねぇし・・・。







          ピッッピッッピッピッピッピピピピピーーーー・・・・
          1・・・3・・・6・・・12・・18・・24・・・
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 ちゃぁ〜ちゃぁ〜〜んちゃかちゃぁ〜〜ん!
                         (しばらくBGM)






情報源            PM16:25
とあるブリーフィングルーム(もとい「ヒラァーィの墓場」)

マスターラィヒ(以下マ):現在、拠点B近辺のエリアにて「謎の巨大魚」の情報がキャッチされている!

隊員A:報告数は10件以上!多数であります。

隊員B:もう少しで情報の解析結果がでます・・・。出ました!メインモニターに出します!

全員:おぉ・・・・。

マ :ふむ・・。エリア全般に渡る様だな。よし!
   A班はこのまま情報を解析。
   B班!情報収集にあたれ。
   C班は対象の総合情報を検索せよ
   ポルメイダ!?

ワシ:ヤッ・・・。

マ :君は特別捜査官長に報告し、君達の班で現場の捜査にあたれ!
   以上!解散!。

全隊員: ラジャー!!!



          ピッ・ピッ・ピッ・ピ・・・
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捜索班集合           PM19:25
私は、エージェントMrDに連絡を取った。

ワシ:例の対象に捜査任務が出た。明朝0445に回収に向かう。待機せよ!

特別捜査官MrD(以下D氏):らじゃー!
(電話の向こうで抗議の様な声が聞こえる)

私は、物言わず連絡装置の回線を切った。振り返ると同じ様な抗議の視線を感じた。

嫁:もぉ〜!またぁ〜!?

ワシ:しょうがないだろぅ? 特別任務なんだヨ・・・。

嫁:とか言って、先週もだったじゃん!? 明日は、お中元を買って親戚の所に行って、お祖母ちゃんの所にあいさつに・・・

ワシ:ワカリマシタ!。ちゃんと9時までには帰って参りますぅ!

嫁:絶対だよ? ちゃんと車も掃除して9時だからね!?

ワシ:ワ・カ・リ・マ・シ・タっ!
(ヲィォィォィ!掃除までは聞いてないよぉ。とは言えない)



捜索前夜            PM11:15
エージェントMrDより、メール着信を確認した。
「明朝の捜索許可を得たり。予定時刻に連絡されたし。待機任務を開始する。」
私は、明日の対象の情報を集めるために開いていたPCの電源を落とした。
しばらく、暗いモニターに写った自分を眺める・・・。
ちょっとにやけている事に気づき、冷たいシャワーを浴びてベッドに入った。



          ピッ・ピッ・ピッ・ピ・・・
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現場捜査開始           AM04:20
任務開始のアラームが鳴る。熱いシャワーを浴びて、装備を点検した。
MrDに連絡を取る。回収に向かう事を伝えた。
こうして、現場捜査が始まったのである。

現場に到着すると、捜査官長の特別捜査車両のSUVが狭い道路を占領していた。どうやら、既に現場捜査を始めているらしい。朝食をモゴモゴさせながら堤防を駆け上がる。

ワシ:(‘◇’)ゞ 捜査官P及びD!只今現場に到着しました!これより捜査を開始します!

特別捜査官長(以下Y氏):よしっ!状況を開始する!
          ↓既に現場捜査に踏み切っていた特別捜査官長
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すぐさま私の捜索車両「海のオーケストラ号」に駆け戻り、装備を整える。
現場に戻ると、既に捜査官長は遥か遠いポイントへ移動していた。
取りあえず、手近なポイントを捜索してみる事にした。
そこで私は現場の異変にすぐ気が付いた。MrDにハンドサインを送る。彼も気が付いたようだ。慎重に異物に近づく。
私は援護に回り、MrDが対象に接近する。
          ↓痕跡を回収するMrD
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その物体の正体はすぐに解明された。
(正体は特別捜査官長のオトシモノ)

少しづつポイントを移動しつつ、付近の捜査に励む。
どうやら、大量の対象が潜伏している様だ。
しばらく、捜査を続けているとある異変に気が付いた。
既に日の出の時刻を過ぎているはずであるのに、太陽が見えない。
コレはもしや、特殊な異次元空間に迷い込んでしまったのだろうか?

と思ったら、日の出が始まった。
          ↓この時期特有の珍しい桜島からの日の出
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またもや、しばらく捜査を続けていると、強烈な手応えが私の装備品に走る!

ワシ:・・・! キタか!?

が、生体反応が無い。装備品を前後させてみると、つい先刻まで海上に浮かぶ只のゴミだと思っていたペットボトルが連動して動いている。この現象が示す事は・・・。

時間だけが過ぎていった・・・



         ピッ・ピッ・ピッ・ピ・・・
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謎の巨大生物、遂に発見か!?        AM06:45
ポイントを移動しつつ、捜査に励むがなかなか結果を得られないでいた。
腕が軋み、膝がガクガクする。真夏の太陽はパワー全開で早朝の爽快感を失わせている。辺りの気温が異常上昇している。海水面から水蒸気が発生するのではないかと思われた、その時であった。

ワシ:・・・?
(装備に明らかな生体反応が見られる!)

ワシ:おわっ!? キタキタキタっ!?
(瞬時に入れていたアワセに加えて、大きくアワセを入れる)

D氏:キタッ!?

ワシ:ヒット! ヒットヒット!
(まるで、某双子のコントの様な反応である)

捜査官長にハンドサインを送りつつ、一気に手前まで寄せる。
が、突如その謎の巨大魚は足元10mの地点で、岩礁へ逃げ込もうとする。その強烈なパワーたるや、恐るべき身体能力である!

私は普段の筋トレで鍛え込んだ「たるんだ」腕力にモノを言わせ、強引に岩礁から引き抜く。と同時に適度なテンションを掛けてやると、謎の生命体は我々にとって有利な方向へ方向転換を始めた。
勝利を確信した私は、一気に勝負をかけ引き抜いた。

          ↓遂に実体を露にした謎の海生体(推定2.5kg)
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その後、捜索を続ける。幾つかの痕跡を得られるが、残念ながらこれ以上の結果を求める事は出来なかった。

          ↓突然のコンタクトに一気に根掛されてしまったMrD
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         ↓フォール時に多量のコンタクトを得るが・・・残念ながら
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        ピッ・ピッ・ピッ・ピ・・・
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そして現場は佳境へと向かう          AM08:25
制限時間を迎え、我々は現場捜査の総論を行った。

官長:本日の捜査は、一体の大きな成果を得た! 諸君!ご苦労であった!ポルメィダ!

ワシ:ヤッ・・・。

官長:貴官は今回の任務に対し、後日 報告書を本部へ提出せよ!

ワシ:・・・フッ。 了解。

官長:よし! それでは 解散!

全員:(‘◇’)ゞ らじゃー!
(約1名、頭に「ぶ」を付ける者があった。)

直後、タイヤ痕を残しながらドリドリ猛進していく捜査官長の車両を見送った。
私はすぐに自分の車に乗り込んだ。
そう。時間が残されていなかったのであった。
交通ルールを尊守しつつ、出来る限りの最短ルートでMrDの待機所へ向かう。手短にMrDをリリースすると、一気にアクセルを踏み込んだ。AM08:55。あと5分である。ドリフトターンで強引に車両を定位置に納め、シートをバリバリとブラッシングする。装備品を抱え階段を駆け上がる!AM08:59。

あわや、タイムリミットの午前9時の時報が鳴らんとする最中に 玄関に飛び込み 事なきを得たのであった。

こうして、物語はエンディングを迎えるのである。




エピローグ
ほうほうのていで、玄関になだれ込んだ私は気づいた。
どうやら、嫁さんは のうのうと お風呂に入っているようである。
こんな事なら、少々遅れてもまったく問題が無かったのだろう。
まったく、一人相撲とは この事である。
間に合った時に限って、この様な仕打ちである。

嫁:ぁ〜、釣れたの?

ワシ:ホラ♪ カンパチ〜ノw

嫁:よし!上等! そのまま持っていけば良いが〜。

ワシ:ハッ!?(´Д`)?

嫁:お祖母ちゃんに言って有るからね〜?

ワシ:ェェェエエエ工工工!!!?食べないの?

嫁:はぁ〜? 今から捌くつもり!?

ワシ:ぃや、その・・・。ナンデモナイデス・・・

そして、私の新たなる日常は始まった・・・。



           〜〜〜FIN〜〜〜


     ☆出演者☆

・主演
 
トニィ〜・ポルメィダァ捜査官 : ポル魂・ロッソ
     鹿児島在住のナソチャッテ口だけアングラー。結構小心者。
     たまに、南国特有の熱さで脳が煮沸し良く判らない呪文を唱えはじめる。
     がしかし、呪文の効果は出たためしが無い。


エージェントMrD捜査官 :MrD。股の名をぴろぴろぷぅぷぅ氏
     同じく鹿児島在住のアングラー。実は初心者のナイスガイ
     最近、メタボリックに付いてポル魂と競争中。


ジャック・ヤッ船バゥアー捜査官長 : 謎の男Y氏
     同じく鹿児島在住のアングラー。
     座右の銘は「一発大物漢」。100Kg超の鮫と格闘した経験有り。


マスターラィヒ : 釣人必隊長
     探検家達の憩いの場「ヒラァーィの酒場」を経営する。
     いつもニヤニヤしながらリールを磨いている。


隊員A〜C : 某K大生
     未来の第1次産業の担い手。
     たまに、魚の事を語り出すと専門用語で暴走する。


 

                              供給・制作:Hanuman’s Café
                              協賛    :被構築広場「SAI」


※作者注:この物語はフエックショイです。登場人物や団体は実際の物とは異なる様でそれでいてマッタリとした風味でありながら濃厚な味わいです。




          おしまい
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M河川に輝く神秘の生命体を追う Part 8

2007/08/03 10:37
プロローグ
とある、けだるい夏の日の午後。
日差しは橙色の光でアスファルトを焼く。
熱気を帯びた空気は、鄙びた様な乾いた匂いがしている。
私は、例の「ルィーダの酒場」もとい「ヒラーィの墓場」の門戸を叩こうとしていた。
店内は、外とは対照的に薄暗くムッとした熱気で充満していた。そこかしこで探検家達の興奮冷めやらぬ会話が続いている。店に新たな客が入って来た事にも気付かないようだ。
店のマスターがリールを磨きながら意味深な目配せを送ってくる。
私にはその意味がスグに分かった。
最近この店では珍妙な現象が流行しているのだ。
一定の人員が集まると特殊ルールで勝負が始まり、その時の飲み代が負けた一人によって振舞われると言う、実に楽しい・・・ぅおっほん!・・・けしからん行事が行なわれているのだ。
どうやら、私がその人員の最後の一人だったようである・・・。



探検隊の発足
飲み物を人数分購入し再度店内に入ると、明日の探検の計画がなされていた。
ある若い探険家がどうしてもM河川の謎の生命体に迫りたいとの事だった。
早速、私も探検隊に加わることを快諾し帰路へ着いた。
出発は明日早朝である。

こうして、第158次M河川特別釣人必探検隊は 結成されたのであった。




釣人必探検隊
翌朝、単独潜行により河川の探査を開始する。
しばらく調査を試みるが、どうも様子がおかしい。
水の色は元に戻っているようだが、川全体の性質がすっかり様変わりしているようである。
梅雨の大雨と台風の影響が抜けてない様に感じたのだ。
ポイントを移動する為、一旦探索車両「自由の冒険号」に戻ると隊長から連絡が有った。

隊長:捜査本部、0515より第3ポイントより探索開始。現在の状況をどうぞ!

ワシ:こちらスヌーク。現在第4ポイント探索中。対象の痕跡無し。0530に本隊へ合流予定。通信終る。

どうやら、声のトーンからすると本隊でも思わしくない様である。
早速、合流する為移動を開始した。
暫く様子を伺ってみるものの状況は芳しくないようである。
ただし、隊員達の士気は非常に高い様である。

         ↓意気揚々と探索に励む隊員達。
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急遽ブリーフィングを行い、調査スケジュールを検討する。
今回は、取り合えず2手に分かれて上流側を探査し徐々に下流側へ向かうと言う物だった。
私は、前日に得た情報で今年の暖冬の影響で超巨大化してしまったという謎の生物に興味があり、最終の最下流探索に向けて気合を入れなおしたのであった。

今探検隊は平均年齢が非常に若く、ナント私が最高齢であった。がしかし、テンションだけは負けてなかっただろう。
我が探索車両に乗車した、K隊員は豊富な魚族に関する知識をフル活用しよく分かりにくいジョークを連呼しながら快調に探索を続けていった。

しかし、現場は実に熾烈な状態であった。数ヶ月前とはすっかり様変わりしており、判断も予想もつきにくい状況である。その中でいくつかの想定を試してみるのだが、反応のみに終るケースが殆んどであった。
先行している隊長率いる第一小隊に連絡を取ってみるが、どうやら状況は似たようなモノらしい。
時間だけは平等に過ぎ去っていった。




謎の怪生物
幾つかの現場を確認した後、さらに上流域へ足を伸ばす手も考えてみたのだが、スケジュールの兼ね合いを考え、最河口域の怪生物の調査を申し出た。
隊員達の間に賛同の声が聞こえ、最終判断は隊長に委ねられた。
突如、隊長が急変し一気に探索車両を暴走させ始めた。
あわてて車に乗り込み後を追う。が、変則的に移動する第一小隊車両は小回りが利く為フォローに大変戸惑った。
K隊員が連絡を取り、漸く行き先を特定できたのは、ほぼ最終現場に到着してからであった。
ここでも、二手に別れ探索を開始することになった。
暫く探査を続けた所で、すぐ足元で反応があった。あわててキャストしなおすと謎のトラブルが発生し装備の再充填に陥ってしまった。
対岸では、やたらデカイ声で「キタァ=―――!」と隊長が叫んでいた。

装備のチェックが終了し、周りを見渡すと 突如K隊員が不明になっていた。
どうやら軽い脱水症状を起こしていたらしい。すぐさま探索車両に常備してあった食用の氷を渡し、水分補給を行なわせた。初期装備の心得侮るべからずである。
その後、探索を終えミッションプロファイルを行う。

         ↓探索を終えた探検家達
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総合評価
今回の探検は、成功に終ったといえる。
この未知の世界を解き明かす為にはまだまだ時間と労力が必要なのだろう。
そして、次回またこの地を探検する際、また同じメンバーで探索できれば幸いだろうと、私は切に願う。
さらに、我々の後に続く探険家達の為にも我々は更なる努力を惜しむ事は無いだろう!

ぢゃンぢゃかぢゃっかぢゃん!・・・・・ど〜〜〜ん!





エピローグ
一つの探検が終わり、帰路についていると いつものオレンジ色の自動販売機群が目に付いた。すぐさま車を寄せ冷たいモノを購入しようと眺めていると・・・。

隊長の探索車両とおぼしき車が近づいてきた。そのコンパクトな車両からこれでもかと言わんばかりに、本日の隊員達が降車してきた。

ワシ:また、よぅけ 乗っちょっどね〜!?

隊員K:いゃ〜、今日はきびしかったっすねぇ〜〜〜!

隊長:・・・。ふっ・・・。

隊長は、不敵な笑いを浮かべつつ近づいてきた。隊員達も似たような「まったり」した笑みを浮かべている。
私は、スグに察しがついた。最後の勝負をここで行なおうとしているのだ。
そして、最後の戦いが始まった・・・。



結局、私は人数分のセブンチーンアイスを購入する破目になってしまった。

隊長:ぅ〜ん、チ〜ズケ〜キ味はこのタイミングでは失敗だったスねぇ〜

ワシ:・・・。

そして、いかにも「スカッ」とした野郎のフリをしつつ車に乗り込み、いつものハンドサインを送って帰路についたのであった。
車中にて、独り言。

ワシ:もしかして、タカラレテル?

ヽ(;´Д`)ノ
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